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コンピュータ断層撮影法
(Computed Tomography)
原理は、X線を人体に回転照射して、ある横断面に
おけるX線吸収値の分布を、計算に基づいて2次元
に描いたものです。
簡単に表現すると・・・
健康診断などで撮影するような写真360°方向から
撮影し、その画像をコンピュータに入力して、見たい
断面を写真にしたものです。
X線管が被検体周囲をらせん状に連続回転しながら
X線を連続照射して、投影データを収集する方法です。
X線管と検出器のスキャナ本体はガントリ内で
連続回転を行い、それと同時に被検体が体軸方向に
一定速度で滑走します。
その結果、体に対しては相対的なX線管のらせん軌道
を得るわけです。得られるデータに輪切りを積み重ねる
ような切れ目がなく、体積で得られるので、
ボリュームスキャンと呼ばれたりしています。
・ヘリカルスキャンの臨床的意義
スキャン停止時間がないため、一度に広範囲をスキャン
できます。例えば、胸部では20回の息止めが
20秒1回の息止めで検査を終了することができます。
しかも、息継ぎに際して生ずる空間的な位置のズレが
なく、体軸方向のデータに問題なく連続性があります。
データの収集が連続性ですから、任意の断面を
任意の厚さで描出することができます。
・3次元CT
ヘリカルCTという連続性のある撮影方法に、
大容量コンピュータによる高速画像表示処理法が
加わり、3次元画像を描出することが可能になりました。
・造影CT
造影剤(水溶性ヨード造影剤)を静脈から注入します。
すると血管や臓器が造影剤によってCT画像上、白く
染まり、血管の走行、臓器の機能状態、腫瘍の種類等の
情報が得られます。
一般的に静脈内に注入された造影剤はすみやかに
血管内から血管外の組織間隙に漏出して、腎臓から
尿中に排泄され、正常では30分までに90%以上
の造影剤は尿中に出ています。
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