名古屋のレーシック手術・ICL手術が安いおすすめクリニック一覧

名古屋のレーシック手術・ICL手術が安いおすすめクリニック一覧

 

メガネやコンタクトレンズの煩わしさから、レーシックやICLなど視力矯正手術を受ける人が増えています。

 

どちらがいいとは一概には言えませんが、ここ数年でレーシックからICL手術を受ける人が年々増加する傾向にあります。
当記事では、レーシックやICLのメリットだけではなく、デメリットやリスクについても詳しく解説しています。

 

また、名古屋で安心して視力矯正手術を受けられるおすすめのクリニックも紹介しています。手術に対する迷いがある人も、ぜひ参考にしてください。

名古屋でレーシック・ICL手術を受ける際のクリニック選びのポイント

名古屋でレーシックやICL手術を受ける際には、カウンセリングやアフターフォローが万全なクリニックを選ぶことが大切です。

 

ここからは、クリニック選びで抑えておきたいポイントについて詳しく解説します。

  • 国から認可された医療機器を導入している
  • 「ICLエキスパートインストラクター」や「ICLインストラクター」が在籍している
  • カウンセリングやアフターフォローが万全
  • 視力矯正手術の実績や症例数が豊富
国から認可された医療機器を導入している

 

レーシック手術に使用する機器は、続々と最新機種が開発されています。販売元のほとんどが海外で、その国では認可されているものでも日本では認可されていない機器がたくさんあります。

 

日本国内で認可されているエキシマレーザー機器は以下のとおりです。

  • Quest
  • VISX STAR S4IR
  • Allegretto Wave Eye-Q
  • MEL90
  • テクノラス
  • EC-5000
  • EC-5000 CX III

クリニックを選ぶ際には、日本国内でも厚生労働省に認可されている機器を使用しているところを選ぶことをおすすめします。

 

「ICLエキスパートインストラクター」や「ICLインストラクター」が在籍している

 

ICLは、厳しい過程をクリアした有資格者のみが執刀できる手術です。その資格は三段階に分かれており、「認定医・インストラクター・エキスパートインストラクター」があります。

 

この中でも資格保有者が最も少ないのが「ICLエキスパートインストラクター」で全国に12名しかいません。これらの専門資格を保有している医師が在籍するクリニックなら、安心して手術を任せられるでしょう。

 

カウンセリングやアフターフォローが万全

 

カウンセリングやアフターフォローが充実したクリニックを選ぶことも大切です。

 

カウンセリングではレーシックやICLのメリットだけではなく、デメリットやリスクについても分かりやすく説明してもらえるクリニックがおすすめ。また、術後に万が一見え方に不具合が生じた場合の保証など、アフターフォローの内容についても確認しておきましょう。

 

手術費には、術前の検査や術後の定期検診、薬代など全ての費用が含まれているところもあれば、別途費用がかかるケースも。術後にトラブルが起こった場合の再手術保証が付いているクリニックなら安心です。

 

視力矯正手術の実績や症例数が豊富

 

レーシックやICLの実績や症例数が豊富なクリニックを選びましょう。場数を踏んだクリニックなら、1人ひとりの眼の状態や要望に合わせて適切な治療法を提案してもらえます。

 

クリニックの実績や症例については、公式サイトに掲載されていることがほとんどです。医師の経歴や保有資格についても併せて確認しておきましょう。

名古屋でレーシックやICL手術できるおすすめのクリニック12選

名古屋では、名古屋駅や栄駅を中心にレーシックやICL手術を受けられるクリニック・眼科が集まっています。

 

ここからは、名古屋で視力矯正手術を受けられるおすすめのクリニックを紹介します。

品川近視クリニック

 

品川近視クリニックは名古屋、東京、大阪、札幌、福岡に院を構える大手クリニックで、さまざまな治療メニューを設けています。レーシックやICL、老眼治療、白内障治療の経験豊富な眼科専門医が執刀。

 

患者満足度が98.9%と高いことからも、安心して手術を受けられることがわかります。

 

術後のアフターフォローも万全。ICLには3年の保証期間が設けられており、万が一見え方に不具合が起こった場合には、無料で再手術を受けられます。愛知だけではなく静岡や長野から通院する人もたくさん。遠方からも来院できるように、最大1万円の交通費補助制度が用意されています。

 

レーシックやICLは随時無料説明会を実施しているため、気になる人は気軽に参加してみましょう。

 

【手術料金】

 

スタンダードレーシック 75,000円
品川イントラレーシックアドバンス 158,000円
スタンダードZレーシック 220,000円
クリスタルZレーシック 250,000円
アマリス750レーシック 320,000円
Lext(レクスト) 349,000円
ICL(眼内コンタクトレンズ) 460,000円~
フェイキックIOL 590,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 品川近視クリニック 名古屋院
所在地 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目7−30 名駅東ビル 3F
診察時間 10:00~20:00
休診日 水曜日

 

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>>公式サイトはこちら

 

眼科杉田病院

 

眼科杉田病院は開院から100年以上のクリニックで、現在は6代目院長による診療を行っています。年間7,000件の手術に対応しており、スキルや実績の高さから遠方より来院する人もたくさんいます。

 

レーシックやICLに対する技術向上はもちろん、最新の医療機器を積極的に導入。常に最先端の視力矯正治療を行います。

 

初診は予約できないため、直接来院してください。無料説明会も実施しているため、手術を受けるかどうか迷いのある人は利用してみましょう。

 

手術費には術後1年間の定期検診代が含まれています。その他に、術前の適応検査には別途3万円かかります。

 

【手術料金】

 

レーシック 片眼 180,000円
レーシック 両眼 360,000円
ICLレンズ 乱視なし 片眼 341,000円
ICLレンズ 乱視あり 片眼 363,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 眼科杉田病院
所在地 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄5丁目1−30
診察時間

月曜日 7時00分~15時00分
火曜日 7時00分~15時00分
水曜日 7時00分~15時00分
木曜日 7時00分~15時00分
金曜日 7時00分~15時00分
土曜日 7時00分~11時00分
日曜日 定休日

休診日 日曜日

 

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セントラルアイクリニック

 

セントラルアイクリニックは視力矯正手術を手掛けて15年の実績を誇ります。前院長から屈折調整専門の渥美一成院長に変わって7,000件以上の症例があり、1人ひとりの眼の状態に合わせた最適な治療法を提案してもらえます。

 

セントラルアイクリニックでは患者目線の診療を第一に、定期的に患者満足度調査を行うことで、常にサービス向上を目指します。

 

レーシックでは、iレーシック(アイレーシック)と呼ばれる安全性の高い手術を導入。定期的に無料説明会が開催されているため、気になる人は気軽に参加してみましょう。

 

手術費には術後1年間の定期検診代が含まれていますが、術前の適応検査に別途23,000円が必要です。術後の保証が手厚いのも魅力のひとつ。メニューによっては術後3年間、無料で再手術を受けられる保証を設けています。

 

【手術料金】

 

レーシック 片眼 280,000円 ※再手術3年間無料
レーシック 両眼 540,000円 ※再手術3年間無料
レーシック 片眼 230,000円 ※再手術片眼8万円
レーシック 両眼 440,000円 ※再手術片眼8万円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 セントラルアイクリニック
所在地 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目5−28 桜通豊田ビル 14F
診察時間

月曜日 10時00分~12時30分
火曜日 定休日
水曜日 10時00分~12時30分
木曜日 10時00分~12時30分16時00分~18時00分
金曜日 10時00分~12時30分
土曜日 10時00分~12時30分
日曜日 定休日

休診日 火・日

 

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名古屋アイクリニック

 

名古屋アイクリニックは、レーシックやICL以外に、オルソケラトロジーやリレックススマイルによる治療にも対応。クリニックはJR・名鉄・地下鉄の金山総合駅から徒歩1分の場所にあり、アクセスも抜群です。

 

レーシックの症例数は8,000件以上と豊富。10年以上の治療実績を誇る眼科医のみが在籍しているため、安心して視力矯正手術を受けられるでしょう。

 

手術費には術後1年間の定期検診代のほか、適応検査も含まれています。随時、無料説明会も開催されているため、手術に関心のある人は気軽に申し込んでみましょう。

 

【手術料金】

 

レーシック 341,000円
ICL 乱視なし 770,000円
ICL 乱視あり 825,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 名古屋アイクリニック
所在地 〒456-0003 愛知県名古屋市熱田区波寄町24−14 COLLECT MARK金山2F
診察時間

月曜日 9時00分~11時30分 14時00分~17時00分
火曜日 9時00分~11時30分 14時00分~17時00分
水曜日 9時00分~11時30分14時00分~17時00分
木曜日 9時00分~11時30分 13時00分~15時30分
金曜日 9時00分~11時30分 14時00分~17時00分
土曜日 8時30分~13時30分
日曜日 定休日

休診日

 

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富田眼科クリニック

 

冨田眼科クリニックは、ICLのほかオルソケラトロジーや白内障手術が得意な認定医が手術を担当します。医師以外に看護師や視能訓練士など、専門資格を保有したスタッフが多数在籍しており、全面的に治療をサポートします。

 

感染症を防ぐために、バイオクリーナーを設置することで、肉眼では見えない浮遊粒子を除去。徹底された衛生管理のもとで、安心して手術を受けられるでしょう。

 

手術費のほか、術前の適応検査に30,000円かかります。医療ローンにも対応しているため、まとまった支払いが難しい人は相談してみましょう。

 

【手術料金】

 

ICL 乱視なし 両眼 824,500円
ICL 乱視あり 両眼 927,500円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 富田眼科クリニック
所在地 〒454-0985 愛知県名古屋市中川区春田3丁目9−1 シャトー城山
診察時間

月曜日 8時45分~12時00分15時15分~18時00分
火曜日 8時45分~12時00分 15時15分~18時00分
水曜日 8時45分~12時00分 15時15分~18時00分
木曜日 定休日
金曜日 8時45分~12時00分 15時15分~18時00分
土曜日 8時45分~12時00分
日曜日 定休日

休診日

中京眼科

 

中京眼科は、名鉄神宮前駅東口から徒歩1分場所にあり、近隣にはコインパーキングもあるため車での通院も便利です。

 

最新の医療機器を揃え、医師のほか看護師や視能訓練士による万全なサポート体制のもとで手術を受けられます。

 

ICLを執刀するのは国内に2名しかいない「ICLエキスパートインストラクター」の資格をもつ医師だから、安心して手術を受けられるでしょう。

 

手術費には術後3ヶ月の定期検診や薬代が含まれていますが、術前の適応検査に別途33,000円かかります。

 

【手術料金】

 

ICL 乱視なし 片眼 297,000円
ICL 乱視なし 両眼 627,000円
ICL 乱視あり 片眼 352,000円
ICL 乱視あり 両眼 737,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 中京眼科
所在地 〒456-0032 愛知県名古屋市熱田区三本松町12−22
診察時間

月曜日 9時00分~12時00分 15時00分~19時00分
火曜日 9時00分~12時00分 15時00分~19時00分
水曜日 9時00分~12時00分15時00分~19時00分
木曜日 9時00分~12時00分 15時00分~16時00分
金曜日 9時00分~12時00分 15時00分~19時00分
土曜日 9時00分~12時00分
日曜日 定休日

休診日

 

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北名古屋眼科

 

北名古屋眼科は北名古屋市にあるクリニックで、地域に根差した診療を行っています。一般眼科のほかICLや白内障、緑内障、糖尿病網膜症など、さまざまな診療科目を設けています。

 

開院から1年の間に400件以上の白内障手術の実績があり、眼内レンズを挿入する手術の症例が豊富。

 

ICLの術前検査には1万円が必要ですが、実際に手術を受けることが決まれば無料となります。クリニックは名鉄犬山線西春駅東口より徒歩4分の場所にあるため通院にも便利です。

 

【手術料金】

 

ICL 片眼 乱視なし 350,000円
ICL 片眼 乱視あり 400,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 北名古屋眼科
所在地 〒481-0004 愛知県北名古屋市鹿田栄112
診察時間

月曜日 9時00分~12時00分 15時30分~18時30分
火曜日 9時00分~12時00分 15時30分~18時30分
水曜日 9時00分~12時00分 15時30分~18時30分
木曜日 9時00分~12時00分
金曜日 9時00分~12時00分15時30分~18時30分
土曜日 9時00分~13時00分
日曜日 定休日

休診日

 

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いりなか眼科クリニック

 

いりなか眼科クリニックは、レーシックやICL、オルソケラトロジーなど、視力矯正治療に注力。開院から20年以上の歴史あるクリニックです。

 

現在はICL手術のみでレーシックに対応していませんが、術後の検診を受けることはできます。初診には5,000円程度かかりますが、他院でレーシック手術を受けた人の検診も可能です。

 

ICLの手術費以外に1ヶ月検診と薬代に別途6,600円が必要です。1ヶ月以降の検診は6ヶ月まで1回1,650円の診察代と薬代がかかります。

 

院長によるカウンセリングや説明会は完全無料。個別相談も受け付けていますが、日程が合わない場合は資料請求だけも可能です。

 

【手術料金】

 

フェイキックIOL 乱視なし 片眼 240,000円
フェイキックIOL 乱視なし 両眼 480,000円
フェイキックIOL 乱視あり 片眼 270,000円
フェイキックIOL 乱視あり 両眼 540,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 いりなか眼科クリニック
所在地 〒466-0833 愛知県名古屋市昭和区隼人町7−10
診察時間

月曜日 9時00分~12時00分 15時00分~19時00分
火曜日 9時00分~12時00分 15時00分~18時30分
水曜日 9時00分~12時00分 15時00分~18時30分
木曜日 9時00分~12時00分
金曜日 9時00分~12時00分15時00分~18時30分
土曜日 9時00分~12時30分
日曜日 定休日

休診日

 

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茶屋ヶ坂眼科クリニック

 

茶屋ヶ坂眼科クリニックは、眼科医療ネットワーク「中京グループ」の1院で、ICLのほか白内障や網膜光凝固術、硝子体注射など、さまざまな診療に対応しています。重度な目の疾患が見つかった場合や特殊治療が必要な場合でも、他院への紹介がスムーズだから安心です。

 

ICL手術で使用するレンズは、2014年に承認されたアイシーエルKS- AquaPORT。手術前の虹彩切開術が不要で、目への負担を最小限に抑えられます。

 

乱視なしの手術費が78万円。手術費以外に術前の診察代、術後の定期検診、薬代に別途30,000円かかります。その他に適応検査にも5,000円が必要です。

 

【手術料金】

 

乱視なし 両眼 780,000円
乱視あり 両眼 80,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 茶屋ヶ坂眼科クリニック
所在地 〒464-0092 愛知県名古屋市千種区茶屋が坂2丁目5−2
診察時間 -
休診日 -

 

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ばん眼科

 

ばん眼科は、ICLの実績が豊富な提携院「北名古屋眼科クリニック」との連携で視力矯正治療を行います。

 

一般眼科をはじめ、ICLや白内障、緑内障、糖尿病網膜症など、さまざまな診療に対応。最寄り駅は名鉄犬山線・地下鉄鶴舞線「上小田井駅」。駅から徒歩5分の立地で、ショッピングセンター「mozoワンダーシティ」内にあるため、駐車場にも困りません。

 

手術費とは別に、術前の適応検査に1万円かかりますが、手術を受ける場合は無料になります。

 

【手術料金】

 

ICL 乱視なし 両眼 500,000円
ICL 乱視あり 両眼 600,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 ばん眼科
所在地 〒452-0817 愛知県名古屋市西区二方町40 モゾワンダーシティ4階
診察時間

月曜日 10時00分~12時30分 14時30分~18時30分
火曜日 10時00分~12時30分 14時30分~18時30分
水曜日 定休日
木曜日 10時00分~12時30分 14時30分~18時30分
金曜日 10時00分~12時30分14時30分~18時30分
土曜日 10時00分~12時30分 14時30分~18時00分
日曜日 10時00分~12時30分14時30分~18時00分

休診日

 

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にしはら眼科クリニック

 

にしはら眼科クリニックは、名鉄名古屋本線「鳴海駅」下車、タクシーなら約5分の場所にあります。公共交通機関による通院は不便ですが、敷地内に35台の駐車場を完備しているため、車での通院には困りません。

 

一般眼科や小児眼科をはじめ、ICLやIPCL、白内障、緑内障の日帰り手術に対応。IPCLでは多焦点眼内レンズによる治療も可能で、老眼にも適応しています。

 

手術費には術前検査のほか、術後1年間の定期検診代や薬代が全て含まれており、追加費用がかかる心配はありません。

 

【手術料金】

 

ICL・IPCL 乱視なし 片眼 330,000円
ICL・IPCL 乱視なし 両眼 380,000円
ICL・IPCL 乱視あり 片眼 650,000円
ICL・IPCL 乱視あり 片眼 750,000円

 

【クリニック情報】

 

クリニック名 にしはら眼科クリニック
所在地 〒458-0037 愛知県名古屋市緑区潮見が丘1丁目48−2
診察時間

月曜日 8時45分~12時00分 15時00分~18時00分
火曜日 8時45分~12時00分
水曜日 8時45分~12時00分 15時00分~18時00分
木曜日定休日
金曜日 8時45分~12時00分 15時00分~18時00分
土曜日 8時45分~12時00分
日曜日 定休日

休診日 水・日

 

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レーシックとICLの違いについて解説

レーシックとICLはいずれも視力矯正手術ですが、手術方法が異なります。

 

レーシックはレーザー照射で角膜を削ることによって屈折機能を調整する手術です。一方、ICLは眼内に人工のレンズを挿入して視力を矯正します。

 

レーシック ICL
手術方法 レーザー照射で角膜を削り、光の屈折機能を調整する 眼内に人工のコンタクトレンズを挿入する
施術可能な視力の範囲 -10Dまで -18Dまで
見え方 見え方に違和感を感じたり、コントラスト感度の低下を自覚しやすい クリアで鮮明に見える
元に戻せるか 元に戻せない 元に戻せる
術後の視力を維持できるか 近視戻りの可能性がある 安定している
紫外線カット 対応していない 対応している
費用の相場 10~50万円 40~80万円

 

レーシックは強度近視の矯正になると角膜を削る量が多くなるため、-6Dまでが推奨されています。施術可能な範囲はICLの方が幅広く、-18Dまで対応しています。

 

見え方の質に関してはICLの方がクリアで鮮明に見えます。レーシックは一度手術すると元の状態に戻せませんが、ICLならレンズを外せば元に戻ります。術後の安定性もICLの方が優れており、紫外線カット機能が付いているなど、レーシックに比べてメリットが多いですが、その分費用は高額になります。

 

目の状態や予算によっても異なるため、一概にどちらがいいとは言えませんが、近年主流となっているのはICLです。レーシックは2008年をピークに手術を受ける人が減っていますが、ICLは増加傾向にあります。

 

費用は高くなりがちですが、術後の安定性があり、万が一のときには元に戻せる安心感があります。そのため予算に問題がなく、適応する場合はICLを選ぶ人が増えています。

レーシック・ICL手術を受けるメリット

レーシックはICLに比べて手術費が安く、痛みやダウンタイムが少ないメリットがあります。一方、ICLは視力が安定しやすく、強度の近視や乱視でも矯正できるメリットがあります。

 

ここからは、レーシック・ICLそれぞれのメリットについて詳しく解説します。

レーシック手術のメリット

  • 手術費が安い
  • 手術時間が短い
  • あらゆる矯正治療に対応している
  • 裸眼で生活できる
  • 安全性が高い
  • 痛みやダウンタイムが少ない

手術費が安い

レーシックは同じ視力回復手術のICLより手術費が安いメリットがあります。クリニックやメニューによって費用は異なりますが、相場は10~50万円程度と幅広いのが特徴。オーダーメイド手術では35~50万円が相場となります。

 

手術費に検査や診察代、定期検診代、薬代が含まれているクリニックもあれば、別途費用がかかるところも。手術にかかる総額についても確認しておきましょう。

手術時間が短い

レーシックは手術時間が短いのが特徴で、両眼10分ほどで終わります。

 

手術前の点眼麻酔や術後の診察を含めても1時間半程度で終わるため、入院の必要がなく日帰り手術が可能です。

あらゆる矯正治療に対応している

レーシックは近視・遠視・乱視を矯正できる視力回復手術です。

 

日本眼科学会のガイドラインによると、レーシックで矯正できる視力の範囲は以下のとおりです。

 

近視 -6.00Dまでが推奨範囲-10.00Dを超える場合は禁忌
遠視・乱視 6.00Dまで

裸眼で生活できる

メガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放されて、裸眼で過ごせるのがレーシックのメリットです。

 

メガネやコンタクトレンズのお手入れも不要で、ケア用品を購入する必要もありません。手術に費用がかかりますが、手間やランニングコストを考えるとメリットの方が大きいといえるでしょう。

安全性が高い

ICLは眼球内で行われる内眼手術ですが、レーシックは目の表面で行う外眼手術です。そのため、万が一感染症を起こした場合に、レーシックの方が安全性が高いといえます。

 

手術であるからには100%安全とは言い切れませんが、失明のリスクはほぼありません。

痛みやダウンタイムが少ない

レーシック手術では点眼麻酔するため、手術中に痛みを感じることはありません。麻酔も目薬タイプで注射のような痛みもありません。

 

麻酔が切れた後に目の痛みや異物感を感じることもありますが、数日で治まることがほとんどです。

ICL手術のメリット

  • 視力を維持できる
  • 強度の近視でも矯正できる
  • 取り外しできる
  • 紫外線カット機能が付いている
  • メンテナンス不要
  • 術後のリスクが少ない

視力を維持できる

ICLは角膜を削らないため近視戻りのリスクが少なく、長期的に安定した視力を維持できます。10年後も1.0以上の視力をキープしている人がほとんどです。

 

また、眼内コンタクトレンズは交換やメンテナンスが不要で、永久的に眼内に留めておくことができます。逆にレンズを取り出したり交換することで、視力を元に戻したり調整することもできます。

強度の近視でも矯正できる

ICLは強度の近視や遠視でも矯正できるインプラント治療です。レーシックで不適応となる-10D以上の強度近視にも対応が可能。

 

適応範囲として-15.00D以上は慎重対応になりますが、-18.00Dまで矯正できます。そのため、レーシック手術を受けられず諦めていた人にもおすすめです。

取り外しできる

ICLは挿入した眼内レンズを取り外せます。術後の見え方に不具合がある場合や、将来的に目の病気になって手術を受ける際でも取り外しが可能。

 

ただし、レンズ交換や取り外す手術は負担が大きく、できれば避けたいところ。元の状態に戻せる安心感はありますが、基本的にレンズは永久的に挿入したまま過ごすことを前提に手術を受けましょう。

紫外線カット機能が付いている

ICLで使用するレンズにはUVカット機能が付いており、387nm以下の有害な紫外線を90%以上カットできます。

 

ソフトコンタクトレンズのような柔らかい素材で、紫外線A波とB波を遮断する紫外線吸収剤が含まれています。

メンテナンス不要

ICLで使用する眼内レンズは、一般的なコンタクトレンズのように違和感を感じることはありません。また、汚れが付着することもないため、日々のお手入れは不要。交換や洗浄する手間やコストが省けるメリットがあります。

術後のリスクが少ない

ICLはレーシックなど、他の視力回復手術に比べて合併症のリスクが少ないのが特徴。

 

術後の違和感や夜間に光が眩しく感じるハロー・グレア、ドライアイが出にくく、目への負担が少ない治療法です。

レーシック・ICLのデメリットとリスク

レーシックは一度手術すると角膜を元に戻せないでデメリットがあります。一方、ICLは使用するレンズがオーダーメイドになるため、入荷までに時間がかかるデメリットがあります。

 

ここからは、レーシックとICLのデメリットやリスクについて詳しく解説します。

レーシック手術のデメリット

  • 角膜を元の状態に戻せない
  • 眼圧を正確に測定できない

角膜を元の状態に戻せない

レーシック手術では、レーザー照射で角膜を削るため、元の状態に戻せません。術後に違和感を感じたり、トラブルが生じた場合に再手術できないことがあります。

 

ただし、角膜に厚みが残っている場合は、2回まで再矯正することも可能。その場合、1回目の手術から半年以上経過していることが条件となります。

眼圧を正確に測定できない

レーシック手術では角膜が変形するため、眼圧測定値が低めに出るなど、正確に測定できなくなる可能性があります。

 

眼圧測定値は角膜の厚さによって決まります。そのため角膜が厚いと高く、角膜が薄いと低く測定されます。

 

正確に眼圧測定できなければ、緑内障が見落とされる可能性もあります。ただし、レーシックの術後の眼圧測定に有効な検査方法もあります。

 

眼圧検査を受ける際には、レーシック手術を受けていることを申告しましょう。

レーシック手術のリスク

  • 角膜が変形する
  • ハロー・グレア
  • ドライアイ
  • 近視の戻り
  • 白内障手術のアフターケアに注意が必要

角膜が変形する

レーシックは角膜を削ってカーブを変える手術です。角膜を削る量が多い場合、変形するリスクがあります。薄くなった角膜が前方へ突き出ることで変形し、視力が低下するリスクがあります。

 

近視戻りの場合は再手術して矯正することもできますが、角膜を削り過ぎて薄くなっている場合は元の状態に戻せないこともあります。

ハロー・グレア

レーシック手術では、夜間に光がぎらついたり、滲んで見えるハロー・グレア現象と呼ばれる合併症があります。

 

角膜が削られた部分とそうでない部分に段差ができて、網膜に光が届くまでにズレが生じることが原因です。

 

症状には個人差がありますが、1週間程度で改善されることが多く、時間の経過とともに気にならなくなることがほとんどです。

ドライアイ

レーシック手術によって角膜の知覚神経が一時的に切断され、涙の分泌量が減るためドライアイになりやすい傾向にあります。

 

ドライアイにならない人もいれば、なってもそれを感じられない人もいます。症状には個人差がありますが、一般的には半年から1年ほどで改善されます。気になる場合は点眼薬を処方してもらえるため医師に相談しましょう。

近視の戻り

レーシック手術を受けた人の約5%に近視の戻りが起こります。術後1年以内に起こることが多く、その後5~10年で新たな近視が出ることもあります。

 

近視戻りは、レーシック手術で薄くなった角膜が眼球内圧で圧迫され、角膜のカーブが強くなることが原因です。近視戻りで視力が低下した場合は、再手術で微調整する必要があります。ただし、角膜を切除し過ぎて薄くなった場合は、手術を受けられない可能性もあります。

白内障手術のアフターケアに注意が必要

レーシックの術後に白内障手術を受ける場合、角膜の形状に合った眼内レンズを挿入する必要があります。

 

レーシックにより角膜が変形しているため、度数のズレが生じて手術が難しくなるケースもあります。失敗のリスクを防ぐためにも、レーシック手術に精通したクリニックで白内障手術を受けることをおすすめします。

ICL手術のデメリット

  • 手術費が高い
  • 手術を受けるまでに時間がかかる
  • 日常生活への復帰に時間がかかる

手術費が高い

ICLはレーシックより手術費が高くなります。

 

保険適用外の自由診療のため、クリニックによって費用が異なります。手術費の相場は両眼40~80万円ほど。使用するレンズの種類や度数、乱視の有無によっても変わってきます。

 

ICLは眼の状態に合わせてオーダーメイドでレンズを発注するため、費用が高くなりがちです。レンズが合わないトラブルを防ぐためにも、術前には入念な適応検査が行われます。

手術を受けるまでに時間がかかる

ICL手術を受けるまでに、早くても1ヶ月半、一般的には2~4ヶ月ほどかかります。

 

1人ひとりの眼の状態に合わせてレンズをオーダーメイドで注文するため、在庫がない場合は入庫までに時間がかかってしまいます。

 

規格外のレンズや乱視用レンズの場合は、注文から3ヶ月以上待たされることも。検査で適応した場合でも、すぐに手術できるわけではないことを覚えておきましょう。

日常生活への復帰に時間がかかる

ICLの術後は感染症を避けるためにも、日常生活における注意点を守って生活する必要があります。

 

仕事復帰については、仕事内容や環境によっても変わってくるため医師に相談してください。当日は車の運転ができません。翌日以降も術後の状況によるため、検診時に医師に確認しましょう。

 

顔以外のシャワーは当日からOK。洗顔や洗髪は4日目から可能です。目の周りを避けたスキンケアは当日から、術後1週間でベースメイクやアイメイクもできます。

 

まつ毛パーマやエクステは、1ヶ月検診を受けて医師に相談してください。

ICL手術のリスク

  • レンズが合わない
  • ハロー・グレア
  • 感染症

レンズが合わない

ICLで使用するレンズのサイズや度数が合わないことがあります。

 

レンズの大きさや度数は、術前の入念な検査で決めますが、ごく稀に術後の見え方に不具合が生じることもあります。

 

レンズが合わない場合は良好な視力を得られないため、レンズ交換を検討する必要があります。ただし、度数が合わないと感じる場合は、術後の見え方に不慣れなケースもあるため、しばらく様子を見て決断する流れになります。

ハロー・グレア

ICLでは、レーシックと同様に夜間の光を眩しく感じたり、滲んで見えるハロー・グレアが起こることがあります。

 

レーシックに比べて発症頻度は低いですが、夜間に運転する機会がある人は注意が必要です。時間の経過とともに目が慣れて見え方が安定するため、日常生活に支障を来たすことはほぼないでしょう。

感染症

ICLの術後、目をこすったり眼内に水が入ることで感染症を起こすリスクがあります。

 

感染症対策として、医師から指示された術後の注意点を守り、必ず定期検診を受けましょう。処方された治療薬を正しく使用することも大切です。

レーシックやICLの治療費を抑えるためにやるべきこと

レーシックやICLは保険適用外の自費診療になるため、手術費が高額になりがちです。任意の生命保険に加入している場合は、手術給付金が支給されることも。

 

ここからは、できるだけ費用を抑えて視力矯正する方法を紹介します。

生命保険の手術給付金を受けられるか確認する

レーシックとICLはいずれも自費診療で、健康保険が適用されず治療費は全額自己負担となります。

 

ただし、任意の生命保険に加入している場合は、手術給付金が支給されることも。契約内容によって異なりますが、2007年4月1日以前に加入している場合は、給付の対象となる可能性もあります。

 

詳しくは加入している生命保険会社に確認してみましょう。

確定申告で医療費控除の対象になる

レーシックとICLは保険適用外の自由診療ですが、医療費控除の対象になります。

 

年間の医療費が10万円を超える場合、確定申告することで所得税の還付を受けることができます。

 

医療費控除の対象となるのは、手術費のほか事前検査や術後の定期検診、薬代、通院のための交通費です。治療にかかった費用の総額がわかるように、確定申告の時期まで領収書を保管しておきましょう。

レーシック・ICLの手術後の注意点

レーシック・ICLともに、手術を受けたあとは日常生活に制限があります。

 

術後は以下に注意して過ごしましょう。

  • 処方された治療薬は正しく服用または使用する
  • 術後1週間は保護メガネや保護サングラスを使用する
  • 術後1週間は運動を控える
  • 術後1ヶ月は目に負担のかかるスポーツを控える
  • 術後1週間はアイメイクを控える
  • 視力が回復するまで運転を控える
  • 仕事の再開については医師の指示に従う

これらはあくまで目安です。術後の検診で目の状態を診察してもらい、医師の指示を守って生活しましょう。

レーシック・ICL手術に関するQ&A

レーシックやICLに年齢制限はある?適応年齢は?

レーシックやICLを受けられるのは18歳以上です。18歳未満は成長期のため、術後に近視が進行する可能性があり、手術を受けられません。
年齢に上限はありませんが、老眼が始まると通常とは異なる調整が必要になります。また、高齢になると白内障など眼の病気や全身疾患のリスクもあるため、事前検査で不適応となるケースもあります。

レーシックやICLは痛い?

レーシックやICLは点眼麻酔するため、手術中に痛みを感じることはありません。ただし、目を固定する器具を装着する際に、圧迫される感覚はあります。
術後は痛みや違和感が出ることもありますが、時間の経過とともに解消されるでしょう。

レーシックは何回まで手術できる?2回目は?

レーシックは基本的に1回しか手術できません。ただし、角膜に厚みが残っている場合は2回まで再手術を受けることができます。

レーシックやICLの適応検査ではどのようなことをする?

レーシックやICLの術前の適応検査では、主に以下のような項目を検査します。

  • 眼圧測定
  • 角膜形状解析
  • 角膜内皮検査
  • 角膜厚測定
  • 眼底検査

検査の詳細はクリニックごとに異なることもありますが、検査にかかる時間は2~3時間となっています。

レーシックやICLで失敗することはある?

レーシックもICLも手術である以上、失敗するリスクは0ではありません。
レーシック手術は、衛生管理が徹底されていない環境下での手術で、過去に多くの感染症が発症した事例があります。また、術後に期待していたような見え方にならず、適切な処置を受けられないまま居場所を失ってしまう「レーシック難民」という造語も生まれました。
ICLでは目立った事例はありませんが、眼内手術になるためレーシックより感染症のリスクは高いと考えられます。失敗やリスクを避けるためにも、医師のスキルはもちろん衛生管理が徹底された環境で、安心して手術を受けられるクリニックを選びましょう。

レーシックの10年後の後遺症は?

レーシックの10年後の後遺症として挙げられるのが「近視の戻り」です。
近視戻りの症状は、レーシック手術で薄くなった角膜が眼球内圧で圧迫され、角膜が変形することが原因で起こります。
ただし、全ての人に近視戻りが起こるわけではありません。アメリカのレーシックの術後の追跡調査では、9割に近い人が10年後も視力をキープできていると報告されています。

レーシックやICL以外の視力矯正治療にはどのようなものがある?

レーシックやICL以外の視力矯正治療には、オルソケラトロジーがあります。オルソケラトロジーは手術不要で、就寝中だけ専用のコンタクトレンズを挿入する治療法です。翌朝コンタクトレンズを外すと視力が回復されています。
コンタクトレンズの使用を止めると視力が戻ります。ただし、長期間使用することで近視の進行を抑える作用があると報告されています。
スポーツなどで日中、メガネやコンタクトレンズの装着が難しい人や、成長期の子どもの視力回復治療にもおすすめです。

ICL手術前にコンタクトレンズの使用制限はある?

ICL手術前には、コンタクトレンズの使用を制限しなくてはいけません。
コンタクトレンズは角膜の表面に装着するため、適応検査で角膜の形状を的確に測定することができないからです。
使用を中止する期間はコンタクトレンズの種類によっても異なります。

近視用ソフトコンタクトレンズ 検査前3日間
乱視用ソフトコンタクトレンズ 検査前1週間
ハードコンタクトレンズ 検査前2週間
連続装用コンタクトレンズ 検査前1ヶ月間

レーシックやICLは保険適用される?医療費控除の対象になる?

レーシックやICLには保険が適用されず、治療費は全額自己負担となります。ただし、医療費控除の対象にはなるため、確定申告すると還付金を受け取ることができます。
確定申告の際には、治療費や通院にかかった交通費がわかる領収書が必要です。スムーズに申告できるように準備しておきましょう。

ICL手術を受けた後に視力が低下したらどうする?

ICL手術を受けた後に視力が低下した場合、無料で再手術を受けられるクリニックもあります。
クリニックによっては手術費に再手術保証を含んでいることもあり、保証期間内であれば無料でレンズ効果してもらえます。保証期間は1~3年と定められていることが多いです。

ICL手術は40代でも受けられる?

老眼でなければ40代でもICL手術を受けられますが、老眼が出てない45歳までの手術が推奨されています。
目の病気がある場合や、眼内レンズを入れるスペースが狭い場合は手術を受けられないことも。まずは術前の適応検査で手術を受けられるか確認しましょう。

病院概要

名称 医療法人社団恩和会 旭川高砂台病院
住所 〒070-8061 旭川市高砂台1丁目1番地22号
電話番号 0166-61-5700
FAX 0166-61-5089
代表者理事長・病院長 横山恵一
開設年月日 昭和63年12月15日 (平成10年7月 医療法人社団 恩和会 設立)
診療科目 内科/ 外科/ 整形外科/ リハビリテーション科 /透析科
病棟内訳

病棟数 104床・B棟2階 療養病床(医療療養病棟)50床
・B棟4階 一般病床(障害者病棟)54床

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